洗う? 洗わない? あなたの肌に合うのはどっち?
日本人の清潔好きは世界でも群を抜いていると言われています。基礎化粧の内、洗顔と化粧水を重視する女性が多いのもそのためだとか。常に皮膚をさっぱりとさせておきたい願望の現われなんですね。ところが最近、熱心な洗顔による「洗いすぎ」が肌をいためているという調査報告が多数出ているのもまた事実。がっつりメイクを落とすために洗浄力の強いクレンジング剤を使い、さらにダブル洗顔で皮脂がすっきり落ちると言われる洗顔料で洗っている……そのために不要なものだけでなく本来肌に必要なはずの皮脂や菌まで取り除かれてしまって、肌は外敵に弱くなり、自分を守ろうとさらなる皮脂を呼んでガサガサなのにベタベタな肌になってしまったり……身に覚えのある方も多いのでは? さらに、熱心な洗顔で知らず知らず肌をこすっている人が多いのも問題だと言います。
そこで、高価な洗顔料や化粧水を使っても一向に肌が良くならないという人は、一度「洗わない」美容法を試してみてはいかがでしょう。体はトラブル知らずなのに顔だけ荒れる、と言う人はなおさら試してみる価値あり。手の加えすぎが、肌の劣化を助長していると考えられなくもないからです。
そもそも夜ただ寝ているだけでは排気ガスにまみれる心配もありませんし、それほど多く皮脂は分泌されませんので、朝の洗顔は軽く水ですすぐだけで大丈夫。夜はていねいにメイクを落とすことを心がけたら、それ以上の洗顔はやめておきましょう。このとき、クレンジング剤は肌を乾燥させやすいので、できれば乳液やクリームを使用するといいでしょう。メイクをしていない日は、シンプルな無添加の固形石鹸で軽く洗うくらいにとどめます。
こうして余計な力で肌から色々なものをそぎ落としたり、また付け加えたりすることを休めば、肌は本来の生きる力を取り戻していくはず。時間はかかるかもしれませんが、肌質を変えることも可能ですよ。
ただ、洗う、洗わないには年齢や肌質で向き不向きがあります。大切なのは、その時々の自分の肌をしっかりと見極めることだと言う点を、お忘れなく。